湘南に移り住んで10年が経過したsalarymanの日記

妻と2人でつつましく暮らしてます

日本酒の景品のぐい呑みに驚いた

いきなり寒くなりました。普段、缶チューハイを愛飲している妻も「今日は寒いから缶チューハイじゃなくて日本酒にする」とのこと。

スーパーのお酒コーナーに行ってみると、ビンの口の部分に紙の箱が載っている日本酒が目に留まりました。それがこちら

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「沢の鶴」の純米酒、「山田錦」の300ml瓶にオマケでついている美濃焼の「ぐい呑み」です。箱から出してみたら、思いのほか高い質感でびっくりしました。300円前後のお酒につけるレベルのオマケではないですよね。

その昔、茶道の茶碗に興味を持ち、いろいろな美術館に足を運んだ時期がありました。まったくの素人よりは多少、器に対する目利きはできると思っているのですが、このぐい呑みはよくできているという気がします。

自分はお酒が一滴も飲めないのですが、もし酒飲みだったとしたら、こんなぐい呑みがオマケでついていたら嬉しいだろうなということは容易に想像がつきます。

実際、自分はお酒が飲めないのに、このぐい呑みを使う機会はほぼないはずなのに、なんだかとても得をして嬉しく幸せな気分です。プレゼントって本来こういうものではないでしょうか。

このぐい呑みは15種類あるそうです。これを集めてみようという気分ではないですが、これを機会に自分の好きな器を少しづつ集めてみようかという気になってきました。器の収集はキリがないのでずっと見送っていたんですけど、気に入った器がもたらしてくれる喜びというのは想像以上に大きいものだと思います。