二年ぶりに再会した義父の話
先日、二年ぶりに義父と再会しました。2019年の年末に体調を崩して入院していた義父を見舞った時以来でした。久しぶりに会った義父は離れて暮らす実の娘の顔も覚えていない様子でした。もっともこれは本人に言わせると「マスクを着けていたからわからなかった」とのことで、話しているうちに思い出したようではありました。
「認知症」という言葉を初めて聞いてからずいぶん月日が経ちました。幸いにも自分の場合には父方の一族でも母方の一族でも認知症を患ったという話は聞いたことがありません。ただ防災無線では行方不明となった方の情報提供を呼びかける放送が月に何度も流され、自分にとってもいずれ遠い話ではなくなるという予感はありました。
ただこうして現実を突きつけられるとやはりショックでしたね。症状はまだそれほど進行していないみたいですが、離れて暮らしているだけに心配です。いつまでもお元気でと願わずにはいられません。